早期の咽頭癌、食道癌、胃癌、大腸癌を発見が可能なNBI内視鏡システムを導入！

NBIは、通常の内視鏡になかった特殊光を使い、粘膜の表面に現れない血管などの病変をくっきり映し出す画像診断技術です。2つの短い波長の光（狭帯域光）を用いることで、細胞の異常などを発見しやすくなっています。

癌細胞は活発に増殖を繰り返し、栄養を運ぶために非常に細い血管を生成します。

そのため病巣には、正常時に見られない不整形な模様ができる特徴もあります。

当院で使用していますNBIでは、実際に消化器癌の栄養補給路となっている粘膜表 層の毛細血管や微細模様を強調表示できるため、今まで以上に食道・胃・大腸などの早期癌診断や治療が可能です。

胃内視鏡検査の流れ

• 前処置・準備・手順

  （胃の中を空にしておく必要があります。前日の夕食は、消化の良い物を食べるようにしてください。）

  ただし、水・お茶は飲んでもかまいません。

• 検査当日

  何も食べずにお越しください。少量の水、お茶に限り飲んでもかまいません。

  内服薬やインスリンの注射は当日の朝は中止となります。

• 検査方法

  ①胃の中の泡をとるためのお薬を飲んでいただきます。

  ②咽頭麻酔をします。凍らせた麻酔液を口に含み、氷がとけたら麻酔完了となります。

  （ご希望の方は鎮静剤を使用しますので、気軽にスタッフまでご相談ください。）

  ③横向きになりマウスピースをかんでいただき、検査開始となります。

  ④口腔内から入り十二指腸まで検査いたします。

  ⑤5～10分で検査完了。

  ⑥鎮静剤を使用された方は、2時間くらい院内で休憩していただきます。

  ⑦治療後は、医師より検査結果や治療内容、検査後の注意点などを説明いたします。

大腸内視鏡検査の流れ

• 初診時

  症状、既往歴 飲酒・喫煙歴、服薬歴などをお聞きしてから、診察を行います。

  病状から内視鏡検査が必要な場合や、検査ご希望の場合は検査の予定日時を決めます。

  看護師より、検査に際しての注意事項の説明があります。

• 検査の準備

  数日前から食物繊維の少ない食事をおとりください。

  検査前日21時に下剤（錠剤）を内服していただきます。

  21時以降は絶食となりますが、水とお茶は飲んでもかまいません。

• 検査当日

  午前中より腸管洗浄用の下剤（約2リットルの液体）を飲み始めます。

  午後から検査となります。麻酔を希望の方はご相談ください。

• 検査方法

  ①検査用のパンツに着替えていただき、点滴を投与いたします。

  ②左側臥位になって検査スタートとなります。

  ③お尻のほうからカメラを挿入します。

  ④大腸の一番奥の盲腸まで内視鏡を挿入して観察を行います。

  ⑤15分から20分で検査終了となります。

  ポリープ、がんなどの大きさにもよりますが、内視鏡手術が可能な場合には状況に応じた治療をします。外来で内視鏡による日帰り手術を行った場合は、切除後、自宅で安静にして食事療法をしていただきます。

  ⑥鎮静剤を使用した方は、検査終了後ベッドで2時間の休憩をとります。

  ⑦治療後は、医師より検査結果や治療内容、検査後の注意点などを説明いたします。

内視鏡検査の費用

※ご来院の際は保険証をお持ちください。

※ご来院の際は保険証をお持ちください。